国道289号
スタート 福島県南会津郡只見村大字入叶津
ゴール 新潟県北魚沼郡入広瀬村大白川新田
距 離 約 25km
コース 只見末端-(5:00)-八十里峠-(1:30)-鞍掛峠-(3:30)-入広瀬村五味沢
駐車場 只見末端側:約10台 入広瀬村五味沢林道起点 3台
全体図  [全体図 1/40,000] (247KB)
関連情報 新潟県側八十里峠  福島県・甲子峠  新潟県国道289号
■スタート地点 (0:00)

只見町分岐より工事ゲート終点まではおよそ5分.ゲート手前300mほどに浅草岳登山口のための駐車場がある.ここに車をおいてスタート.



[詳細図 1]

■工事ゲート (0:05)

ゲートには施錠がなされ一般車の通行は認められていない.また,徒歩においても基本的には進入不可となっている.
■八十里越登山口地点 (2:00)

ゲートから約2時間ほど(6kmほど)で最初のトンネルが現れる.この手前400mほどに左側に「史跡八十里越」の石碑が設置されている.

ここが八十里越登山道の起点.


[詳細図 2]
■登山道 (2:00)

基本的に登山道にはピンクもしくは黄色のリボンで方向が示されている.また8合目付近までは幅もあって,枝も払われているため難儀することはない.

この先は八十里峠まで比較的なだらかに標高をかせいでいく.


■松ヶ崎の祠 (4:30)

登山口から約2時間半,標高800m付近から展望が広がる.松ヶ崎とよばれる一帯で,八十里峠手前の最終休憩地点ともなる祠が目印の広場.

ここから峠まではあとわずかだ.


[詳細図 3]
■八十里峠 (6:00)

松ヶ崎から一時間半で新潟県と福島県の県境となる八十里峠に到着する.標高845.4m.

ここには二つの石碑がおいてあり,一つは八十里峠が刻まれているもの(写真右側).そしてもう一つは「木ノ根茶屋跡」の刻印.

この峠からの展望はほとんどなく,かろうじて新潟県側には黒姫(1367m)を望む程度.

夏場は虫も多いため休息する場合には大量に寄ってくることに備えた防虫対策が必要.

[詳細図 3]
■五味沢林道合流点 (6:30)

八十里峠から30分ほどで田代平への林道である五味沢林道と合流する.

五味沢林道については車両通行が不可能なため,基本的には関係者以外の車は通行していない.


[詳細図 3]

■小松横手 (7:30)

八十里越街道の中でも,最高のパノラマ展望が広がる小松横手.

右手奥から烏帽子岳,守門岳(写真中央),黒姫が広がり,左手には浅草岳一帯が一望できる.


[詳細図 4]

■鞍掛峠 (8:00)

只見側ゲートからおよそ8時間で到着.今回は雪解けが進み,一面が緑に覆われる景色となっていた.

前回の行程はこちら)

今回は,ここから再び引き返し,田代平からは五味沢林道で入広瀬側に下山.

■田代平 (9:00)

峠から一時間戻った地点に田代平に降りる登山道がある.

季節柄,水芭蕉が群生.一周は30分ほどで出来てしまう小さな湿原.


[詳細図 4]
■五味沢林道 (9:30)

田代平から入広瀬側におりる五味沢林道は未舗装路ながら平坦で整備も行き届いている.

しかし,入り口ゲートは基本的には施錠されているため一般車の通行は禁止されている.

田代平からゲート口までは距離にして約7km(時間的には2時間).

疲労した足にはかなり辛い距離となる.

今回は運良く,地元の関係車両にピックアップしてもらいゲートまで.
■五味沢林道ゲート (11:00)

終着地点.このゲートは新しく設置された新道側のゲート.


旧道ゲートはから300mほど下がった地点にあるが,現在は岩石によって封鎖されている.

疲れた足腰を,ここから3kmほど入広瀬村へ向かった国民宿舎・浅草山荘の浅草温泉で癒すことができる.


[詳細図 5]
■謝辞
この企画は有志の方々(2名)の情報をもとに,2004.6.5に現地調査が行われました.