国道291号
スタート 新潟県南魚沼郡塩沢町清水
ゴール 新潟側清水新道中腹
距 離 約 2 km
コース 清水末端-(2:00)-通行不能点
駐車場 清水末端側:約5台
全体図 [全体図 1/25,000] (114KB)
■スタート地点 (0:00)

清水集落から10分(約2km)で三叉路と合流する.左側に伸びる道が旧清水新道(国道291号).

また右側は登山道経由で清水峠に至る.
■スタート地点詳細

三叉路分岐点には左路線が国道291号を示す案内杭が建てられている.
はじめの通行困難 (0:05)

スタート5分地点にて送電線保線のための分岐に至る.右手に幅員のある茂みが途切れるが,これが清水旧道.
■わずかな名残 (0:10)

上記ヤブの中を辿る.しかし,道はほどんど消えており,幅員のみをたよりに進むのみ.

5分ほどで,旧国道の石垣をとらえる.

ここより3分ほどヤブを越えていくと,上記の送電線のための保線登山路と合流する.



■清流の沢  (0:15)

国土地理院の地形図では蛇行する筋が記されているが,これは踏み越えていくことができないほどの様相.

しかし,保線用登山道を進むと沢に至るが,ここは旧道部に相当する.

今となっては橋の残骸すら残されていない..
■旧道の面影 (0:40)

沢を渡ってからは,保線用登山路と重複し,しばらく旧道の幅員を確保した道が続く.
■再び廃道 (1:10)

上記の保線路と再び分かれて,地形図を辿りながら道を行けば,ヤブの育成は容赦なく旧道を自然に帰す.

このように,保線登山路以外は,すべて通行が困難な道.
■崩落地点 (1:30)

スタートから1:30で道を完全にふさぐ巨岩が前進を防ぐ.すでに時が流れているのか,その巨岩にも苔がむすぶ.

実質上,ここが限界.スタート地点から約2kmのこと.
巨岩の先 (1:40)

巨岩の先は法面の崩落で清水旧道は流されている.また,南斜面ともあり,樹木の育成が進んでいることもあり,前進は完全に不能..
■謝辞
この企画は国道MLの方々の情報をもとに,2002.6.1に現地調査が行われました.

■附記
2003年11月に第二次調査を行いました.